こんにちは。
かいです。

今回は「【これさえ読めば全部わかる】仮想通貨」というテーマで執筆します。
仮想通貨とは
まずは仮想通貨とはどういうものかについて説明します。
仮想通貨とは、「デジタル通貨のうち、ネットワーク上で電子的な決済の手段として広く流通しているが、法定通貨との比較において強制通用力を持たない、特定の国家による裏付けのないもの」をいいます。
※Wikipediaより引用
イメージとしてはこんな感じです。

つまり仮想通貨は、市民の間で共通的な価値を認められているデータに過ぎないということです。
そして仮想通貨には、「ビットコイン」・「イーサリアム」などの種類があります。
現時点で取引できる仮想通貨は、下記に表にしてまとめましたので、そちらをご覧ください。(※たくさん種類があり漏れがあると思うので、その点はご容赦ください。)

仮想通貨の歴史
仮想通貨(ここでは「ビットコイン」を指す)は、「2008年10月サトシ・ナカモトという人物がネット上である論文を公開したのがきっかけです。」
そして「この論文に賛同した複数の開発者がサトシ・ナカモトに協力し、ビットコイン誕生に尽力します。 その結果、2009年にはビットコインの運用が開始されました。」
※「」内の文章は、いずれもBITPOINTのHPより引用

仮想通貨の特徴
②発行枚数に上限がある
③国境を超えて決済が手軽にできる
④偽造することができない
①について
仮想通貨は「仮想通貨とは」という章で紹介した通り、特定の国家による裏付けがありません。
そのため良い意味でも悪い意味でも、中央の管理者から影響を受けません。
②について
仮想通貨(特にビットコイン)は発行枚数が約2100万枚と上限があり、ハイパーインフレが起こらない仕組みとなっています。
③について
仮想通貨は電子データであるため現物通貨のように為替決済をする必要がなく、仮想通貨そのものを持っていれば世界各国で手軽に利用可能です。
④について
仮想通貨はブロックチェーンという技術を使っているため、偽造ができない仕組みとなっています。
仮想通貨の現状
仮想通貨は現在、各国の政府や中央銀行が「通貨として認めない」という発言をしています。
【参考記事】
中国、ビットコインの規制強化 「採掘」や取引対象search.yahoo.co.jp
そのため仮想通貨は、通貨としてではなく投機目的のモノとして扱われています。
こちらのチャートをご覧ください↓

普通の通貨であれば、上限と下限がある程度決まっているボックス相場となります。
【比較】ドル円レート

しかし仮想通貨は青天井で上昇し、落ちる時は想像を絶するほど下落します。
このようにボラティリティー(変動率)が非常に高いので、通貨として利用することが困難です‼️
仮想通貨の今後
仮想通貨の現状ではボラティリティーが高いため通貨として使えないと説明しました。
では今後はどうなるでしょうか?🤔
私の推測では直近2〜30年は法定通貨が現在のように威力を発揮し、仮想通貨は通貨としての価値はなく単に投機対象のままだと考えています。
ただし30年以上先を見ると、仮想通貨が法定通貨と同列となり、現実の通貨として利用されるようになるでしょう。(使用される地域はアフリカ、中東、東南アジア、南米などが考えられる)
なおアメリカやEUの国々・日本では規制を敷き法定通貨の方が、若干使い勝手の良い状況が続くと思います。
【将来的な問題点】仮想通貨は量的緩和ができない
仮想通貨は発掘限度額が2100万枚と決まっているため、今後不景気となったときに量的緩和をすることができません。
それにより仮想通貨圏の国々は世界大恐慌レベルの経済危機に直面する可能性があります。
この問題点さえ解決できれば、仮想通貨が使える国々はより増えると思います。
まとめ
サトシ・ナカモトというどこの誰だかわからない人物によって作られ、現在は投機対象として利用されている「仮想通貨」
しかし長期的な視点で見ると、現物の通貨と同じように取引されるようになると私は思います。
なお問題点としては、不況時に量的緩和といった伝統的な金融政策ができないということがあります。
この問題を解決さえすれば、仮想通貨が世界を支配するかもしれません…
最後までお読みいただき、ありがとうございました😊