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日本の株式市場について

こんにちは。
かいです。

 

 

今回は「日本の株式市場について」というテーマで執筆します。

 

 

以前「上場のメリット・デメリット」という記事をアップしたので、もしよろしければ関連記事としてご覧ください😆

 

【関連記事】

上場のメリット・デメリット | かいブログ 米国投資家への道

 

※今回記載した「上場基準」や「上場企業数」は、2021年6月30日時点のものです。

 

 

 

日本の株式市場

日本には4つの市場区分があります。

 

東証1部

東証1部とは日本を代表する大企業が上場している株式市場です‼️

 

【東証1部銘柄の例】
ソフトバンク、トヨタ、ANAなど

 

 

東証1部に上場する基準は以下の通りとなっており、上場するのが世界で3番目に難しいらしいです😳

※ちなみに1番難しいのがニューヨーク証券取引所、2番目がロンドン証券取引所

 

 

・株主数は2200人以上いること
・株式は2万単位以上流通していること
・流通の比率は上場株券等の35%以上であること。
・時価総額は250億円以上あること

 

その他、「継続的に事業を営み、安定的かつ優れた収益基盤を有していること」、「事業を公正かつ忠実に遂行していること」、「コーポレート・ガバナンス及び内部管理体制が適切に整備され、機能していること」、「企業内容等の開示を適正に行うことができる状況にあること」が審査されています。
↑これは東証2部もほぼ同様

 

 

なお現在東証1部に上場している企業は2190社あります‼️

 

 

 

東証2部

東証2部は直に東証1部に上場できそうな企業が軒を連ねる株式市場です。

 

東証2部の上場基準は以下の通りです。

 

・株主数は800人以上いること
・株式については4千単位以上流通していること
・流通の比率は上場株券等の30%以上であること
・流通株式時価は10億円以上であること
・時価総額は20億円以上あること

なお現在東証2部に上場している企業は474社あります‼️

 

 

 

JASDAQ

JASDAQは、1.信頼性、2.革新性、3.地域・国際性という3つのコンセプトを掲げる市場です。

 

JASDAQは企業の存続性を重視している「スタンダード」と、企業の成長可能性を重視している「グロース」という2種類に分かれます。

 

JASDAQの上場基準は東証2部と同様ですので割愛します。

 

なお現在JASDAQに上場している企業は、スタンダード・グロース合わせて700社あります‼️

 

 

 

マザーズ

マザーズは、近い将来の市場第一部へのステップアップを視野に入れた成長企業向けの市場です。

 

マザーズの上場基準は以下の通りです。

・株主数が150人以上(上場時までに500単位以上の公募を行うこと)であること
・流通株式数が1000単位以上であること
・流通株式時価総額が5億円以上であること
・流通株式数字が上々株券等の25%以上であること

 

 

なお現在マザーズに上場している企業は371社あります‼️

 

 

 

今後の動向

日本証券所グループは2022年4月4日に大きく変わります‼️

 

以下は日本証券所グループHPより掲載されている内容の全文です。

2022年4月4日、日本取引所グループ(JPX)傘下の東京証券取引所が運営する株式市場は、プライム市場スタンダード市場グロース市場の3つの新しい市場区分で構成されるものに生まれ変わります。

現在の4つの市場区分(市場第一部、市場第二部、マザーズ及びJASDAQ)は、2013年、東京証券取引所と大阪証券取引所が現物市場の統合を行った際に、統合前の市場区分の枠組みをそのまま維持したものですが、各市場区分のコンセプトが曖昧であり多くの投資者にとって利便性が低い、上場会社の持続的な企業価値向上の動機付けの点で期待される役割を十分に果たせていない、投資対象としての機能性と市場代表性を兼ね備えた指数が存在しないなどの課題が指摘されていました。

今回の市場区分の見直しでは、現在の市場区分を、明確なコンセプトに基づいた3つの市場区分に再編いたします。プライム市場は、グローバルな投資家との建設的な対話を中心に据えた企業向けの市場スタンダード市場は、公開された市場における投資対象として十分な流動性とガバナンス水準を備えた企業向けの市場、そして、グロース市場は、高い成長可能性を有する企業向けの市場です。

また、これらの市場区分の見直しと併せて、市場第一部の上場会社により構成されているTOPIXについても、市場代表性に加えて投資対象としての機能性の更なる向上を目指して見直しを実施いたします。

JPXは、今回の見直しを通じて、上場会社の持続的な成長と中長期的な企業価値向上を支え、国内外の多様な投資者からより高い支持を得られる魅力的な株式市場を提供することにより、豊かな社会の実現に貢献してまいります。

新たな市場区分への移行まで残り1年となりました。
既に昨年11月に新規上場に係る審査基準は一足先に新しい市場区分を意識したものに変更させていただき、グロース市場を念頭に、ベンチャー企業の事業計画や成長可能性に関する充実した情報開示の実務がスタートしています。また、プライム市場の上場会社への適用を想定するコーポレートガバナンス・コードの改訂に関する有識者の議論も大詰めを迎えるなど、移行に向けた制度的な枠組みの検討は予定どおりに進捗しています。本年末には、既存の上場会社の皆様にも、所属先となる新しい市場区分をご選択いただくことを予定しています。

JPXといたしましては、新たな市場区分への円滑な移行に向けて、引き続き、制度の理解促進や制度運用等の構築に全力を尽くしてまいります。今回の市場区分の見直しが真に意味のあるものとして、社会の豊かさの実現に貢献していくためには、投資者、上場会社をはじめ、市場関係者の皆様方のご理解と協力が、必要不可欠です。

これまでの取組へのご理解とご協力に改めて感謝を申し上げますとともに、移行に向けたこれからの1年間、一層のご支援を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。

2021年4月
株式会社日本取引所グループ
取締役兼代表執行役グループCEO 清田 瞭

 

超ザックリに要約すると、以下の通りです。
2022年4月4日から、現行の制度(東証1部〜マザーズ)を「プライム市場」・「スタンダード市場」・「グロース市場」の3つの新しい市場区分にする。
これにより今まで曖昧だった区分をはっきりさせることで、投資家の利便性を高め、結果として上場企業ならびに日本の株式市場の価値も向上させる。

 

 

たしかに市場区分が曖昧だったので、今回の大改革で日本の株式市場価値が上がるかもしれませんね😊

 

まぁあとは日経平均株価とTOPIXが、アメリカのように右肩上がりになってくれれば何も文句はないのですが…😅

 

 

最後に…

東京証券取引所は世界3大証券取引所の1つです。
これは非常に名誉なことです‼️

なので皆さんにも知ってもらいたいと思い、この度執筆致しました😆

 

今後、市場区分が代わり、より多くの投資家が取引することで株価も右肩上がりになれば万々歳ですw

 

 

それを期待して今回の記事を締めたいと思います😁

 

お読みいただきありがとうございました😊

 

 

【参考文献】東証への上場 | 日本取引所グループ

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