こんにちは。
かいです。
今回は「TOPIXについて」というテーマで執筆します。
TOPIXとは?!
TOPIX(東証株価指数)とは、東京証券取引所第一部上場全銘柄を対象として、算出・公表している株価指数のことです。
※SMBC日興証券より引用
TOPIXは日経平均株価と並んで、日本を代表する株価指数です😆
またTOPIXは時価総額加重平均型の指数となっています。(⇔日経平均株価は株価平均型の指数)
※ 時価総額加重平均型指数では、一部の小規模な値がさ株に影響される心配が少ないです。しかし、時価総額の高い大型株の割合が大きくなるので、親会社の保有分や持ち合い株などの固定株比率が高く株価変動が少ない銘柄に影響されやすい特徴があります。
日経平均株価との違い
日本を代表する株価指数である、TOPIXと日経平均株価。
ではTOPIXは日経平均株価と何が違うのでしょうか?!🤔
まずは上記でも紹介した通り、時価総額加重平均型か株価平均型かの違いです。
これについての詳しい説明は、「NYダウとS&P500 どちらがより優れているか?」の記事の一部で紹介しているので、そちらをご参照ください♪
またもう一つ違うことは、
日経平均株価は東証一部に上場している企業(全2176社)の中で、特に優良な企業225社を採用銘柄として取り入れているのに対し、TOPIXは2176社すべてを採用銘柄として取り入れて計算しています😳
つまりTOPIXは東証一部全体の値動きを反映した株価指数です‼️
TOPIXの算出方法
TOPIXの算出方法は以下の通りです。

出典:楽天「美人のマネ活」
【具体的な計算式】
TOPIXは1968年1月4日時点の時価総額(8兆6,020億5,695万1,154円)を基準指数100として設定しています。
2021年7月19日現在のTOPIX指数は1907.13ポイントなので、1968年から約19倍成長したことが客観的にわかります☺️
TOPIXの銘柄入替
日本は東証一部に上場するとなかなか市場入替が起こりません。
しかし2022年4月4日に新しい市場区分が導入されるので、TOPIX指数も大幅に刷新されるでしょう‼️
東京証券取引所の市場区分については、こちらの記事をご覧ください♪
TOPIXに連動する投資信託・ETF
投資信託
eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)
ニッセイTOPIXインデックスファンド
iFree TOPIXインデックス
たわらノーロードTOPIX
eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)
信託報酬:0.154%、購入時手数料・信託財産留保額:なし、純資産総額:351.74億円
ニッセイTOPIXインデックスファンド
信託報酬:0.154%、購入時手数料・信託財産留保額:なし、純資産総額:409.42億円
iFree TOPIXインデックス
信託報酬:0.154%、購入時手数料・信託財産留保額:なし、純資産総額:50.38億円
たわらノーロードTOPIX
信託報酬:0.187%、購入時手数料・信託財産留保額:なし、純資産総額:32.89億円
TOPIXに連動する投資信託は、軒並みほぼ一緒の信託報酬なので、純資産総額の多い「ニッセイTOPIXインデックスファンド」がオススメです‼️
ETF
1306
1308
1348
1475
1306
信託報酬:0.0968%、信託財産留保額:なし、取引単位:10口、純資産総額:157,545.9億円
1308
信託報酬:0.242%、信託財産留保額:なし、取引単位:100口、純資産総額:73878.9億円
1348
信託報酬:0.275%、信託財産留保額:なし、取引単位:10口、純資産総額: 21,786.49億円
1475
信託報酬:0.066%、信託財産留保額:なし、取引単位:1口、純資産総額: 6564.44億円
買いやすい&信託報酬を安く抑えて運用するなら「1475」がオススメです‼️
他は若干買いにくいです💦
(手数料や取引単位の関係上)
【参考文献】
銘柄一覧 | 日本取引所グループ 日本取引所グループは、東京証券取引所、大阪取引所、東京商品取引所等を運営する取引所グループです。 www.jpx.co.jp
まとめ
東証一部に上場するすべての銘柄を採用しているのが「TOPIX」です‼️
TOPIXは日経平均株価に連動する投資信託・ETFより全体的に若干コストがかかりますが、それでも優良な指数であることは間違いありません。
東証一部全体に分散投資したい方は、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか?!🤔
この記事を通して少しでも多くの方々のお力になれれば幸いです。