こんにちは。
かいです。
今回は「大手企業の自社ビル売却と今後」というテーマで執筆していきます。
※この記事は約5分で読み終わります。
大手企業の自社ビル売却
最近大手企業の自社ビル売却が話題となっています。
企業名をあげると、「電通」・「エイベックス」です。
【参考】
電通、NEC、ソニー… 有名企業「自社ビル売却」の事情と葛藤(マネーポストWEB) – Yahoo!ニュース
超大手企業である2社はなぜ自社ビルを売却するのでしょうか?!
電通
「電通」は日本の広告代理店の中でトップランナーを走る会社です。
テレビCMのほとんどを作成していると言っても過言ではありません。

このような羽振りの良いビジネスモデルなので、従業員の給料は破格の値段です。
巷の噂ですが、平均年収が約1200万円ほどとのことです。
まぁこの中には膨大な残業手当等も含まれているらしいですが…
そして電通の自社ビルは汐留の一等地に建っています‼️
ちなみに近隣には新橋駅・日テレ本社があります。

※写真は一般社団法人日本熱供給事業協会HPより引用。
ではそんな電通がなぜ自社ビルを売却するのでしょうか?!
それは、
①テレワークによって大幅なスペースが必要なくなったから
②固定費の削減
です。
①はよくニュースなどで耳にします。
しかしこれはあくまで表の理由で、本当の理由は②だと考えられます。
あの一等地なら相当な維持費(固定資産税や管理費など)がかかります。
それに現在はコロナウイルスによってスポンサーの羽振りが悪くなり、それが電通にも影響しています。
天下の電通が自社ビルを売却する判断に至ったのは、相当な経営難を迎えていると言っても過言ではないでしょう。
参考までに株価を見てみると、最高値から比べて半値以下となっています。

エイベックス
エイベックスも言わずと知れた音楽・映像事業を行なっている超大手企業です。
そしてその本社ビルは南青山に位置しています。
近隣には表参道などがあります。

※写真はエイベックス株式会社HPより引用。
エイベックスが自社ビルを売却した理由も電通と同じく経営難だったからです。
エイベックスの株価も現在、最高値から見て半値以下となっています。

エイベックスはエンタメ産業なので、今回のコロナウイルスによるライブ中止などが痛いですよね💦
売却意思を発表してからしばらくして、つい最近購入者が決定しました‼️
エイベックス本社ビルを購入したのは、カナダの不動産投資ファンドだそうです。
【参考】
※ちなみに両社とも売却後に賃貸契約を結ぶことで、本社移転はしません。
今後について
今後は大手に追随して、多くの企業が自社ビルを売却する
そしてそうなった場合、多くの場合で不動産投資ファンドが購入することになるでしょう。
なぜなら取引金額が大きいからです。
もしそうなったらREITの資産に組み込まれるので、コロナが落ち着いたら賃料回復などで恩恵を受けられるかもしれません。
ぜひ今のタイミングからREITを積み立て購入してみるといいと思います‼️
まだREITについて詳しくない人は、他の記事にて紹介しているのでそちらをご覧ください。
最後までお読みいただきありがとうございました‼️