お気軽にご覧ください^w^

円安凄すぎ!

こんにちは。
かいです。

いやぁ〜、ついに1$120円台突破しましたね😳

 

 

【参考】

 

チャートを見る感じ1$120円台は2014年〜2015年付近なので約7年ぶりですかね?!🤔

※一応ネットニュースで調べたら、「2016年2月以来、およそ6年1ヶ月ぶりの円安水準です。」とのことでした💦

 

【参考】

 

 

 

では今回は「円高・円安のメカニズム」を軽く紹介し、その後「今回円安になった原因」と「円安になると何が起こるのか?!」などについて解説したいと思います。

 

 

 

円高・円安のメカニズム

まず為替とは常に両通貨のバランスで価格が決まってきます‼️

※イメージ的には公園にあるシーソーのような感じです😆

 

例えば円の価値が1円上がった場合、ドルの価値は相対的に1円分下がります。

この場合は[円高・ドル安]になります💰

 

逆に円の価値が1円下がった場合、ドルの価値は相対的に1円分上がります。

この場合は[円安・ドル高]となります💰

 

 

 

つまりどちらかの通貨価値が上昇すると、もう片方が下落するのが、円高になったり円安になったりするメカニズムです‼️

 

 

 

円安になる原因

では今回なぜ円安がどんどん進んでいるのでしょうか?!🤔

その理由は、①日銀の金融政策維持決定&米国長期金利の利上げ、②有事のドル買いの2点が挙げられます。

 

 

日銀の金融政策維持決定&米国利上げ

日本銀行は3月18日、金融政策決定会合を開き、現在の大規模な金融緩和策の維持を決めました。

 

【参考】
日銀、大規模緩和を維持 国内景気、判断引き下げ―資源高騰「注意必要」

 

 

つまり日銀としては「諸外国と比べてあまりインフレしてないから利上げはせず、現状維持で!」という感じです。

 

一方でアメリカはコロナ時に積極的に利下げをした反動でインフレ率が大幅に上昇しています。
その影響でFRBのパウエル議長は21日、5月に予定する連邦公開市場委員会(FOMC)で、政策金利を「0・5%」引き上げる可能性を示唆しました‼️

 

【参考】
FRB議長、5月「0.5%」利上げ可能性に言及 インフレを抑制

 

 

これらの事情から、3月22日のドル円為替市場が記録的な円安となりました😳

 

 

 

有事のドル買い

有事のドル買い」とは為替取引でよく言われる格言の1つです。

「有事のドル買い」
戦争などが起こった場合(=有事と呼ぶ)、為替相場がどのように変動するのかわからないので、そのような際には、流動性のある米国の通貨であるドルを買っておけば安心であるという経験則。

野村證券

 

 

今現在ロシアのウクライナ侵攻がある影響で世界情勢が非常に緊迫化しており、個人投資家や機関投資家たちは基軸通貨であるドルを保有してリスク分散を図っています。

※まぁあくまで今回の場合は②の理由よりも①の理由の方が強いと思いますが…

 

 

 

円安になると何が起こるのか?!

では円安になると何が起こるのでしょうか?!🤔

 

 

円安のメリット

✅海外旅行者の増加
✅輸出企業の利益率拡大
✅日本人投資家が円転した際に為替差益を得られる

 

 

まず円安のメリットとして海外旅行者の増加です。

円安になるということは相対的に外国通貨の価値が上昇しているので、換金するといつも以上に日本円が手に入りますw

その結果、海外から来る旅行者が増加します‼️

ただ昨今はコロナ蔓延による人流の制限により、このメリットは活かせません💦

 

 

次に「輸出企業の利益率拡大」です。

輸出企業は海外に製品を輸出しドル建てで購入してもらうのが通常です。

例えば、1$100円の時に売った場合は換金すると100円となりますが、1$120円の時に売った場合は120円となります。
 
つまり同じ取引でも20円得をするのです😆

※説明簡略化のため、為替決済手数料や税金は考慮しない。

 

 

 

最後に「日本人投資家が円転した際に為替差益を得られる」ですが、これも2番目のメリットとほぼ同じです。

円高時にドル建て資産を購入して今売ると、仮に株価下落による損失が出ていたとしても為替差益でトントンになったりすることがあります😆

※ちなみに私事ですが、ドル建てでは含み損なのに円転すると含み益になる銘柄をいくつか保有しています🤣
これがいわゆる3番目のメリットですw

 

 

 

円安のデメリット

❎輸入企業の利益率減少
❎輸入品の物価上昇
❎日本人投資家のドル転が大変になる

 

 

まず「輸入企業の利益率減少」ですが、メリット2番目の反対と考えてくれれば大丈夫です👌

輸出と輸入もドル・円関係と一緒でシーソーのような感じです。
片方がプラスならもう片方はマイナスになります。

 

 

次に「輸入品の物価上昇」です。

円安になることで海外品の物価が円決済時に相対的に上昇します。

これはつまり「家計や国内企業にとっては負担増となり、新型コロナウイルス禍からの景気回復に水を差す恐れがあり」、世間的には1番関心がある&ダメージが大きいです😂

 

【参考文献】

 

 

最後の「日本人投資家のドル転が大変になる」ですが、これもメリット3番目の反対の出来事と捉えて貰えれば大丈夫です👌

 

 

 

日本は円高・円安のどちらがいいのか?

日本はトヨタをはじめとした数々の輸出企業が経済を支えています。

さらに日本は旅行産業でも大きな利益を得ています。

そのため円高よりも円安の方が好ましいです‼️

 

 

【理屈】
✅ 日本製品がたくさん売れる&為替差益による利益率拡大
✅インバウンドの増加による経済活性化

 

ただし過度な円安傾向が続くと相対する国から妬まれたりして反感を買うため、そこは調整が必要です💦

 

 

 

今後の流れ予想

では最後に「今後の流れ」を予想したいと思います‼️

 

今後はパウエル議長による利上げ宣言が出るでしょうから、より一層円安が進むと考えられます。

ただし過度な円安だと輸入品負担の増加により日本経済の景気回復に水を差す恐れがあるため、財政・金融政策で対応するでしょう。

 

 

上記の説明を具体的な数字で言い換えると、
1$123円までは円安になる⇨日本側:財政・金融政策の実施⇨1$115円台まで戻す

👆こんな感じと予想しています😃

 

 

勢い余って1$125円台になる可能性もありますが、流石にそこまでは行かないだろうと安易に考えています😅
仮に行ったとしても円転するので、私的にはプラスですが…😆

 

 

以上です!

最後までお読みいただきありがとうございました😊

最新情報をチェックしよう!

株式投資の最新記事8件

>