こんにちは。
かいです。
今回は「各年代向け オススメポートフォリオの組み合わせ方」について紹介します。
20代向けオススメポートフォリオ
ポートフォリオ①
米国個別株100%
ポートフォリオ②
米国ETF100%
ポートフォリオ③
米国個別株・ETF合わせて100%
以上です。
ハイリスク・ハイリターンなものは①、
ミドルリスク・ミドルリターンなものは③、
ローリスク・ローリターンなものは②です。
【補足意見】
20代といえば一部を除いて入金力はあまりありません。
しかし資産運用に使える時間は沢山あります。
時間があるということは20代ならではの特権です。
これを使わない手はありません!
そしてその時間を最大限に利用できるのが上記3つのポートフォリオです。
米国株・ETFには、為替リスク・価格変動リスクなど日本株にはない様々なリスクがあります。
しかし長期保有をすることにより、リスクは軽減され、さらにリターンも大きくなります。
また米国株は日本株と比べ、成長率が高いので長期投資にはピッタリの金融商品です。
30代向けオススメポートフォリオ
ポートフォリオ①
米国個別株・米国ETF 60%
日本個別株・日本ETF 40%
ポートフォリオ②
米国個別株・米国ETF 60%
米国債権 40%
以上です。
ポートフォリオ①では日本株に投資することにより為替リスクを軽減させているため、ミドルリスク・ミドルリターンとなってます。
ポートフォリオ②では米国債権でドル建ての元本を保証しつつ、個別株・ETFにてインカムゲイン・キャピタルゲインを狙っています。
しかし為替リスクが発生するので、ハイリスク・ハイリターンとなってます。
【補足意見】
30代は給料なども上がり、20代より入金力が高くなります。
一方で運用期間が20代と比べ若干少なくなるので、20代よりもリスクを抑えた運用が必要となります。
40代向けオススメポートフォリオ
ポートフォリオ①
米国個別株・ETF 40%
日本個別株・ETF 60%
ポートフォリオ②
米国個別株・ETF 20%
米国債権 20%
日本個別株・ETF 60%
ポートフォリオ①では日本株の割合を高めているため、30代のところで説明したポートフォリオよりもより為替リスクを軽減しています。
ポートフォリオ②では米国債権を20%保有することにより、価格変動リスクを抑えて手堅い投資手法です。
【補足意見】
40代は30代よりもさらに入金力が上がり、投資によるリターンが大きくなる年代でもあります。
しかし老後リスクなども問題も直面してくる年代でもあります。
なのでリスクはほどほどに抑えて運用しましょう!
50代向けオススメポートフォリオ
ポートフォリオ①
日本個別株100%
ポートフォリオ②
日本個別株 50%・日本株ETF 50%
ポートフォリオ③
日本個別株・日本株ETF 70%
国債 30%
ポートフォリオ①では日本個別株100%なので、配当金・株主優待などのインカムゲインを得られるだけでなく、キャピタルゲインも得られる可能性があります。
一方でキャピタルロスをする可能性もあるので、ハイリスク・ハイリターンです。
ポートフォリオ②ではETFを組み入れているため、①よりもリスクは抑えめです。
そのかわりリターンも多少減ります。
ポートフォリオ③では国債を組み入れていることにより、元本割れリスクがほぼ0となりリスクをとても抑えています。
そのかわり国債は利率が非常に低いので、インカムゲインはあまり見込めません。
【補足意見】
50代は子育ても終わる世代なので資産運用しやすい年代だと思います。
一方で自身の仕事引退までのカウントダウンも刻一刻と近づいています。
なので元本割れを抑えながら、運用することが必要となります。
60代向けオススメポートフォリオ
ポートフォリオ①
日本個別株 50%・国債 50%
ポートフォリオ②
国債50%・社債50%
ポートフォリオ③
国債100%
ポートフォリオ④
国債20%・社債80%
ポートフォリオ①では個別株を組み入れているため、配当利回りとキャピタルゲインを見込めます。
また国債も保有することにより、緊急の支出の際にも元本割れを気にせず対応できます。
40代向けのポートフォリオよりも、さらにリスクを抑えている結果、インカムゲインはやや減ってしまいます。
ポートフォリオ②は国債・社債で構成されているため、元本割れリスクはほぼありません。
また社債は国債よりも利回りが良いため老後の安定したインカムゲインが期待できます。
一方で社債は会社の信用で成り立っているため、会社が倒産するリスクも考慮して購入しないといけません。
ポートフォリオ③は国債100%なので、元本割れリスクはほぼありません。
ある意味最強です。笑
しかし日本は金利が異常に低いので、キャピタルゲインはほぼ見込めません。
銀行預金の上位互換と認識して構いません。
ポートフォリオ④は社債比率を高め、インカムゲインをより得られるポートフォリオです。
「元本割れを気にしないで運用したい!」
「年金の足しになればいい!」
と思う方にはオススメです。
【補足意見】
60代は若い人ほど人的資本(労働による収入)を見込めないため、リスクを取った資産運用が厳しい年代です。
また健康寿命との兼ね合いから、いつ緊急支出が必要となるかわかりません。
なので元本割れをしにくいポートフォリオがいいでしょう。
※上記では悲観的な意見を書きましたが、60代の強みとしては若者より財産を持っている人が多いということです。
同じ利回りでも運用する金額が大きければ、リスクを抑えても若者と同じくらいのリターンを得られる場合もあります。
「ピンチはチャンス!」
「もう年寄りだから…」と悲観せず、
運用金額で他の年代を圧倒しましょう!
まとめ
いかがでしたでしょうか。
各年代の強み・弱みを意識してオススメのポートフォリオを紹介してみました。
なおこの記事では、
各年代向けのポートフォリオをまとめてみましたが、
「自分自身はどのポートフォリオが合っているのか?」
「ポートフォリオはわかったけど、それを構築するための具体的な銘柄が知りたい!」
と思う方も多いでしょう。
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最後までお読みいただきありがとうございました😊