お気軽にご覧ください^w^

国債について

こんにちは。
かいです。

 

 

今回は「国債について」解説します。

 

 

※この記事は約7分半で読み終わります。

 

 

 

【この記事を読んでわかること】
✅国債とは
✅国債の特徴
✅国債の利回り
✅国債の運用方法
✅国債での運用はどんな人に向いているか

 

 

国債について

国債とは

国債とは国家が財政上必要となった時に、国家(政府)の信用によって発行する債券証のことです。

 

 

もっとフランクに言うと、
国がお金の必要が出た時に、

「みんなお金を貸して!😅」

「借用書もちゃんと渡すから!」

といったのが国債です。(笑)

 

 

 

国債の特徴

国債の特徴は以下の通りです。

1.元本割れがない
2.他の債券よりも信用力がある
3.利子が安定的に貰える

 

元本割れがない

国債を自国通貨で買えば元本割れは起こりません。

例:日本国債を日本円で買う、米国債をドルで買う

 

 



逆に外貨で購入した場合は、為替変動により損をする可能性があります。

 

 

他の債券よりも信用力がある

債券には、国債・地方債・社債があります。

 

 

信用力順に並べると、

国債>地方債>社債

という風になります。

 

 

国は税金などを取るといった統治する権限を持っているため、非常に信用力のある団体です。

そのため他の債券よりも貸倒リスクが非常に少ないです。

※貸倒リスクとは、貸したお金が返ってこなくなること。

 

 

利子が安定的に貰える

国債は半年に1回利子が貰えます。
そしてその金額はどんな状況になろうとも変わりません。(固定金利の場合)

例:10万円の国債を持っていたら、半年で25円貰えます。(日本国債の場合)

 

 

国債の利回りは?

国債の利回りはピンからキリまであります。

なぜなら信用力がある国ほどリスクが少ないと判断されるため利率は低くなり、信用力がない国は貸倒リスクが高いと判断され利率は高くなります。

 

例えば日本国債なら年率0.05%、米国債(10年満期型)なら0.896%、トルコ債(2026年満期型)なら10.6%です。

ちなみに余談ですが、
日本は極端に利率が低いです😅

 

 

国債の運用方法

次に国債の運用方法について説明します。

 

 

①国債は銀行や証券会社といった金融機関を通して購入します。

日本国債の場合、変動10年・固定5年・固定3年と3種類あります。
どの種類も金利は一緒で、今後も下限の0.05%から上がる見込みはないので、ぶっちゃけどれでもいいです(笑)

 

②契約期間が終了するまで保有し続けて、金利を受け取る。

 

 

以上です。

メチャクチャ簡単ですよね😆

 

 

ただ単に持っているだけでお金が入ってきて、満期になったら預けてたお金がそのまま戻ってきます。

 

 

もし途中で預けているお金を返してもらいたくなったら…

「緊急で入院することになった」「学費がどうしても必要」となった場合には中途解約も可能です。(ただし発行後1年経過する条件のもと)

 

 

 

国債での運用はどんな人に向いているか

では国債の運用はどんな人に向いてるのでしょうか?!

 

 

向いている人は以下の通りです。

・どうしても元本割れしたくない人
・銀行預金より利回りが良い方がいいと思う人

 

国債は先ほども説明した通り、元本割れがありません。

なのでほぼ絶対に損をしないで運用することができます。

 

 

 

また国債の利率は0.05%となっており、現在の銀行の普通預金0.001%の50倍です。

そのため同じ金額でも利子に50倍の差が出ます。

 

 

ただ国債1本の運用はオススメできない…

ここまで国債の特徴などを説明してきましたが、個人的な意見としては「国債1本での運用はオススメできない」です。

 

 

なぜなら国債にはデメリットが2つあるからです。

 

 

インフレリスクに対応できない

国債の説明を聞いて、

「えっ!元本割れしないで利子まで貰えるって最高じゃない?!」

と思う方も多いでしょう。

 

 

しかし元本割れしないということは、逆に言うと投資した金額より絶対に増えないと言うことになります。

 

 

経済にはインフレデフレという現象が起こります。

 

 

インフレとは、貨幣価値が下がり物価が上がる状態のことです。

【インフレの例】
2020年:100円でチョコを1個買える
20XX年:200円でチョコを1個買える
この場合、円の価値は2分の1となっている。

 

一方デフレとは、物価が下がることで相対的に貨幣価値が上がる状態のことです。

【デフレの例】
2020年:100円でチョコを1個買える
20XX年:100円でチョコを2個買える
この場合、円の価値は2倍となっている。

 

 

通常、経済成長している時は「インフレ」となり経済停滞している時は「デフレ」となります。

経済は基本的に成長するようにできてるので、インフレ化することが多いです。

 

 

ですが国債1本で運用した場合は、償還(返却)される際に額面が一緒なのでインフレに対応できません。

 

 

利回りが他の金融商品と比べて低い

国債は元本割れしないが故に利回りが低いです。

 

 

一方で社債なら平均1%前後、株式なら平均3%ほどの利回りがあります。

 

 

このように同じ金額でもリターンが全然違う点も国債のデメリットの1つです。

 

 

 

まとめ

国債は元本割れせず利子も受け取れる魅力的な金融商品です。

しかし一方で、「インフレリスクに対応できない」「利回りが他と比べて低い」といったデメリットもあります。

 

 

なのでポートフォリオのバランスを見て、
これ以上株式に投資するとリスキーだな」と思う時に国債を運用してみましょう‼️

 

 

 

【参考文献】

個人向け国債 : 財務省 

最新情報をチェックしよう!
>