こんにちは。
かいです。

今回は「【コラム】会社で一番偉い人は?」というテーマで執筆します。
会社で一番偉い人は?
あなたがもし「会社で一番偉い人は?」と聞かれたら何と答えますか?!🤔
おそらく多くの人が「社長」と答えるでしょう。
たしかに従業員の立場から見ると社長が一番偉いように見えますが、実は違います😳
本当に一番偉いのは株主です‼️
株主というのは、株式会社の株(所有権を証券化したもの)を持っている人のことです。
つまり株式会社のオーナー(所有者)が株主です‼️
そのため社長であっても株主には逆らえないのです😅
ではなぜ日本は社長が一番偉いと認識してしまうのでしょうか?!🤔
それは3つの理由があるからです。
②日本人の金融リテラシーが欧米諸国より低い
③企業同士が沢山の株を持ち合いすることで、一般株主の意見をねじ伏せる
[社長=大株主]の場合が多い
日本の株式会社は大体、[社長=大株主]の場合が多いです。
特に中小企業はほぼ間違いなく、社長が全ての株式を保有しています。
そのため社長が名実ともに一番偉くなります。
日本人の金融リテラシーが低い
日本人は欧米諸国の人と比べて金融リテラシーが低いです。
下記の表をご覧ください。

日本人はほぼ利子のつかない銀行預金に多くの資産を保有しています。
これはバブル崩壊の影響を受けているからと言われています。
そのため株式などのリスク性資産を保有している人が諸外国と比べ、ダントツで低いのです。
リスク性資産を保有しないということは、その資産について勉強するはずもないので、自ずと金融リテラシーが低くなります。
だから投資家なら当たり前の知識である、「株主が一番偉い」ということがわからないのです。
企業同士の持ち合いで一般株主の意見をねじ伏せる
日本の上場企業は、企業同士で持ち合いをしています。
持ち合いするメリットとしては、
①株価の安定
②株主総会での意思決定の安定性の担保
というものが挙げられます。
つまり「持ち合い=馴れ合い」なのです。
持ち合いしている他企業(大株主)が当企業とズブズブの関係となれば、一般株主の意見を封じ込めることもでき、結果として社長(経営陣)の意見が通ります。
なので外見上、社長が何でも決めてるので、一番偉く見えます。
まとめ
この記事で何が一番言いたかったというと、
「会社で一番偉い人は株主で、株主には逆らえない」
ということです。
理論上は株主が一番偉いのですが、日本では社長などの経営陣が事実上一番偉い立場となっています💦
そのため株主を平気で裏切る行為(例:配当金の改悪、株主優待の改悪など)をします。😱
皆さんはこの事実をおかしいと思いませんか?!🤔
なのでそういう企業には、なるべく投資をしないようにしましょう‼️
最後までお読みいただきありがとうございました😊